【デザイナー目線アートワーク紹介】#3 The Joe Rogan Experience

2024年11月22日 16:32

Podcastarのウェブ担当ホシです。
普段はウェブデザインやグラフィックデザインで仕事をさせて頂いてますが、ポッドキャストのアートワークを作る事も多々あります。
そんなデザイナー目線からさまざまなポッドキャスト番組の素晴らしいアートワークを紹介していきたいと思います!

今回は正解一有名なポッドキャストと言っても過言ではないThe Joe Rogan Experienceのアートワークを勝手にデザイナー目線で解説してみようと思います。

 

「The Joe Rogan Experience」のアートワーク

番組リンク

ジョー・ローガンを簡単に説明すると、元々コメディアンでUFC(総合格闘技)のインタビュアー・解説者やテレビ番組の司会などを経て、2009年から自身がホストを務めるゲストを招いての対談・討論形式(いわゆるトークショー)のポッドキャストを始めたという感じです。

 

アートワークのポイント

アートワークの解説

1.構図
中央に円を配置した構図になっており、中央部分を強調させたい場合によく使われる構図です。
また円形のロゴマークとしても機能しており、SNSアイコンやグッズ展開など利便性の高いデザインになっています。

2.番組名タイトル
中央の円に沿った形でタイトルが配置されていますが、ポイントは上段は「The Joe Rogan」で下段が「Experience」になっている点です。
自身が有名人である点を十分に引き出すための配置になっています。

3.ビジュアル
自身の特徴的なビジュアルをイラストで表現しています。
いわゆるトークショーのようなお堅いイメージの番組ではなく、ちょっと友達の家に遊びに来て話すようなフランクなイメージの番組である印象を受けます。
額に目が描かれている点については、「俺はお前の全てを見透かすぞ」的な意志を感じますし、ちょっと怪しげな雰囲気もあります。

4.モチーフ
定番ですがポッドキャストなのでマイクのモチーフが配置されています。個人的にはもう少しわかりやすいマイクの方がいいと思います。

5.色
黒・白の無彩色プラス、オレンジ、赤の有彩色2色を使用しています。
赤〜オレンジでエネルギッシュなイメージを表現しているように思います。

 

アートワークの分析から何か見えてくることがありましたか?
アートワークをこれから制作する方、作り直したいと考えている方に何か参考になれば幸いです。

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