【デザイナー目線アートワーク紹介】#2 COTEN RADIOのアートワークを解説してみる

2024年11月7日 16:47

Podcastarのウェブ担当ホシです。
普段はウェブデザインやグラフィックデザインで仕事をさせて頂いてますが、ポッドキャストのアートワークを作る事も多々あります。
そんなデザイナー目線からさまざまなポッドキャスト番組の素晴らしいアートワークを紹介していきたいと思います!

今回は有名なCOTEN RADIO様のアートワークを勝手にデザイナー目線で解説してみようと思います。

 

「COTEN RADIO」さんのアートワーク

番組リンク

「歴史を愛し、歴史を知りすぎてしまった歴史GEEK2人と圧倒的歴史弱者がお届けする歴史インターネットラジオ。
学校の授業では中々学べない国内外の歴史の面白さを学び、「人間とは何か」「現代人の抱える悩み」「世の中の流れ」を痛快に読み解いていく!?笑いあり、涙ありの新感覚・歴史キュレーションプログラム!」

 

アートワークのポイント

アートワークの要素

1.キャラクター
2.コンテンツモチーフ
3.番組名
4.キャッチコピー

の4つの要素で構成されています。

1.キャラクター
番組のオリジナリティを出す、番組を覚えてもらうためのモチーフ。
顔を出されている方であれば話し手の写真がこれに当たります。
鳥さんが可愛いイラストで聴く敷居がぐんと下がるような印象です。

2.コンテンツモチーフ
ポッドキャストである事を説明する為のモチーフとして、ヘッドホンとマイクのモチーフを使用しています。
RADIOのIをマイクに置き換えて遊んでいる点もかわいい印象が出ています。

3.番組名
番組名はアートワークの中央にかなり大きな面積を使って配置されています。
面積を測ってみたところアートワークに対して1/4〜1/5ほどの大きさでした。

4.キャッチコピー
番組内容を説明する「歴史」ですがモチーフとしては表現されていないため、キャッチコピーとして説明されています。

 

構図

それらの要素をアートワークの中心に配置し、さらにそれを三分割し縦に中央配置されており安定感を感じます。

 

黒・白の無彩色プラス、暗めの青紫色と澄んだ橙の有彩色2色を使用しています。
キーカラーを2色に決めることで番組としての認識力が高くなります。

 

アートワークの分析から何か見えてくることがありましたか?
アートワークをこれから制作する方、作り直したいと考えている方に何か参考になれば幸いです。

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