ポッドキャストにおける印象の9割がトーンで決まる

2024年04月9日 02:36

この記事はポッドキャスト番組
『ポッドキャストが出来るまで season2』でも
音声としてこちらの内容を配信しております。
喋っている方が理解しやすいと思う方は下記のリンクから
ポッドキャストをお聞きください。

超有名なメラビアンの法則

メラビアンの法則とは

人と人とのコミュニケーションにおいて、
視覚情報が55%、聴覚情報が38%、言語情報が7%、

のウェイトで影響を与える』

という心理学上の法則の1つです。
1971年に、アルバート・メラビアンという心理学者が提唱しました。

つまり、音声だけしか判断基準が無いポッドキャストにおいて
当然聴覚情報、つまり声から受ける印象が支配的です。

具体的には聴覚情報が93%、言語情報が7%であると言われています。

テレアポに適した声のトーンを解説|声の出し方で成功率が変わる
テレアポに適した声のトーンを解説|声の出し方で成功率が変わる | 株式会社SceneLive(シーンライブ) テレアポで効果的な声のトーンを知りたくないですか?テレアポでは高いトーンの声を用いるのがおすすめです。メラビアンの法則によ scene-live.com

さすがに93%は盛りすぎじゃね??とも思いますが、
何故このテーマでポッドキャストを配信しよとしたのか?
その理由は過去のポッドキャストが出来るまでの中にありました。

めちゃくちゃテンションの低い回

テンションの高い回

明らかに聞いててテンション低いのが分かります。
そこで思ったのが『あれ?テンション低い回ってリスナー的に聞いててしんどくね?』と思い心理学的に声のトーンが、どんな影響を及ぼすのかを
今回は解説していこうと思います。

声のトーンとは何か?

先程も出てきたテレアポの記事によれば声のトーンとは

・声の大きさ
・話すスピード
・話のテンポ
・発する声の高さ、低さ

以上4つだそうです。

声の大きさ

声の大きさはポッドキャストでは収録時や編集時に調整出来るので
どれだけウィスパーボイスに喋ってもゲインさえあげれば
調整可能なので今回はこの位の解説にします。

僕は音量を振り切って録音した音割れASMR が好きなので
いつかイカれた企画で音割れポッドキャストやりたいです。

話すスピード

これもポッドキャスト聞く再生プレイヤーによっては
1.2倍速~3倍速など聞き手側が調整出来てしまうので
あまり気にする必要は無いです。

話のテンポ

これは編集でなんとでもなります。
ポッドキャストではあった方が良くて
YouTubeやTikTokには絶対無いものが『間』だと思ってます。

ポッドキャストにおける『間(ま)』は考えている時間のリアリティ差を
上げてくれるので必要な間は残す編集を心がけてます。

YouTubeやTikTokは短い時間にどんどん情報を押し込んでいくので
ジャンプカットと呼ばれるカット方法でバンバン間はカットされてます。
でも、バンバン映像が変わる方が視聴者的には飽きないので
これは使い分けだと思う。
僕はこのYouTuberさんのジャンプカット大好きです。

発する声の高さ、低さ

これは編集ソフトでもどうにも出来ない
(正確には出来るけど警察24時の犯人みたいな音声になる)
なので、RECボタン押したら声のトーンに関しては意識してほしい。
テレアポの記事の中では、
高いトーンと低いトーンで受ける印象の違いを解説していました。

高いトーン

一般的に、高いトーンの声は相手に明るい印象を与えます
テレアポでは高いトーンの声で話すとよいでしょう。
相手に明るい印象を与えることで話を聞いてもらいやすくなります。
とはいえ、不自然に高い声は「明らかに営業電話をしている」と
感じられやすいため、あくまで自然な範疇で高めの声を意識しましょう。

低いトーン

低いトーンの声は、相手に誠実な印象を与えます
従ってクレーム対応など、顧客に謝罪しなければならない場面で
使うことがおすすめです。
ただし、低すぎる声は相手に暗い印象を与えてしまうため、
謝罪の言葉が相手に届かず、
クレーム対応が長引く原因になりかねないので注意が必要です。

ですが低いトーンのメリットとしては『安定感』
『信頼感』『信用』『慎重さ』などと言った、
いわゆる成熟した大人のイメージに当てはまるような
印象を持ってもらえます。
これは、身体が成長して大きくなるほどに、
声が低くなることに由来するのかもしれません。

声のトーンで好印象に!使い分けるコツ ~使い方・ビジネス~|話し方教室VOAT

https://www.voat-voice.com/blog/business/251.html

「声のトーンで好印象に!使い分けるコツ ~使い方・ビジネス~|話し方教室VOAT」スタッフブログ/コラム【話し方教室VOAT】 「声のトーンで好印象に!使い分けるコツ ~使い方・ビジネス~|話し方教室VOAT」。スタッフブログでは、ボイストレーニング www.voat-voice.com

イケボと呼ぼられるくくりの人は割と低い声の人が多いです。
芸人さんでも麒麟の川島さんやケンドーコバヤシさん
歌手の福山雅治さんなどが低くていい声に該当します。
声優さんでは大塚明夫さん(メタルギアのスネーク)や
山路和彦さん(ジェイソンステイサムさんの吹き替えの人)がいい声です

なのでポッドキャストやYouTubeでイケボで売っていきたい人は
是非低くていい声で説明してもいいかもしれません。
また、信頼感もあるとの事なので、ナレッジ配信系の番組、
ポッドキャストが出来るまでのような番組も有効的です。

結論:電話の時と同じく2トーン上げて喋れ!!

・普段よりも2トーン高い声を意識する
・笑顔やアクションと一緒に声を出す

顔の表情や身振り手振りは、電話の相手には見えないですが、
声のトーンに影響を与えます。笑顔で話せば、
声のトーンも明るくなるので意識してみるとよいでしょう。

電話の相手に明るい印象を与えるためにテレアポでは、
普段よりも2トーン高い声を意識しましょう 。
具体的には、ドレミファソラシドの「ソ」の音の高さが目安です。

日本語は高い音から始まり、低い音で終わると
聞き取りやすいとされています。
従って、最初に発する言葉を
「ソ」の高さにすることを意識してみましょう。

ソの音はこんな感じです。

僕も今後は低い声では信頼感ある声をだしつつ
喋り出しは『ソ』の音を意識して、
笑顔でポッドキャスト収録してみます!!!!

 

〜告知〜

最後まで記事をご覧いただき、ありがとうございました。
筆者のKONはknock’x Media(ノックス メディア)という
ポッドキャスト専門の制作会社の代表をしております。

番組制作の他にポッドキャストを始めたい、伸ばしたい、習慣化したい方に向けた
オンラインスクール&コミュニティー『ポッドキャストの学校』を開催中
2024年現在、1月と4月に開催。2期とも満員御礼となりました。
現在6月から始まる3期のメンバーを募集中

 

詳しくは下記リンクから!

ポッドキャストの学校 – knock’x Media

シェアする